こんにちは、桃せいじんです。
「継続は力なり」っていう言葉、ありますよね。
今まで、どんなにやりたくないことであっても、我慢して継続すればいつしか力になる、という捉え方をしていました。
そのように考える人、けっこう多いのではないでしょうか。
けれど、アラフォーとなった今、
時間は有限!嫌なこと、興味が持てないことを継続するのは時間のムダ遣い
と感じるようになりました。
もし、嫌々続けていることがあったら、思い切ってやめた方がいいです。
「継続は力なり」の意味
weblio辞書には、下記のとおり記載されています。
続けることの重要性、弛まず挫けずに続けていくことの大切さを端的に述べた表現。格言。いくつかの意味合いに解釈できる。
- 個々の成果は微々たるものであっても、地道に成果を積み重ねていけば、やがて大きな事業を達成できる。目標を達成できる。
- 今は実力不足であっても、挫けずに修練を積んでいけば、いずれ大成できる。
- 物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということは、それ自体、優れた能力のひとつである。
特に「やりたくないことであっても」というようなことは書かれていませんでした。
それなのに、そのように捉えられているのは、小さい頃からの教育や刷り込みが原因なのかもしれません。
日本って、「根性」とか「努力」とか、そういう言葉が独り歩きして美徳とされてしまい、その目的や目標といった動機が軽視されがちな気がします。
何事にも努力が必要!みたいな。
動機もないのに根性出せないし、努力できませんよね。
嫌なことは続けない
嫌なことや辛いことなど、苦痛を伴うことって、やってても何にもいいことないです。
興味ないから学ぼうとも思わないし、仮にちょっと学んだことがあったとしても、身にならない。
周りに迷惑をかけて、人間関係が悪くなることもあります。
その時間を他のことに使った方がいいと思うんです。
就職して1か所目の職場で得られたものが思い出せない
私は、就職して1か所目の職場が好きじゃありませんでした。
そんな職場で、学んだことや成長したと思えることがあるかと聞かれると、何も思い浮かびません。
その当時は多少なりとも成長したのでしょうが(大学生が社会人になったんだから、何かを学んだはず)、思い出せないということは、身になっていないということです。
今の職場の後輩と当時の自分を比べると、自分はヤバいほど何にも理解できていなかったなと、とても心苦しく思います。
そこには3年いましたが、その時間は何だったんだろう・・・。
もっと早く異動すればよかったと思います。
早々に転職する若者
就職して数年で転職していく若者が、最近多くなったような気がします。
平和に転職していく人もいますが、そうではない人もいます。
仕事がとても嫌だから手を抜く、それが職場で問題になる、余計に仕事が嫌になる、という悪循環に陥ったり、朝起きられなくて遅刻したり。
嫌なことを続けると、本人にとっても、周囲の人間にとっても、いいことはないと実感させられます。
早く転職して、正解です。
好きなことを続けることの好循環
一方で、好きなことに対しては、勉強する意欲が生まれます。
勉強→成長→成果→やる気
の好循環になります。
就職して2か所目の職場は win win
好きではない職場で3年間過ごした後、私は希望する職場に異動しました。
技術を必要とする職場で、その習得に時間がかかり、辛い時期もありましたが、全く苦ではありませんでした。
それは、その業務が好きで、楽しかったからです。
「好きなんだけど、うまくいかなくて辛い」のと、「嫌なことを続けなければならなくて辛い」のとでは、天と地ほどの差がありますよね。
その職場には9年間在籍しました。
技術習得後は楽に仕事ができるようになり、上司からの評価も良く、早く昇給しました。
職場に貢献できていたということで、自分にとっても、職場にとっても、とてもいい状態だったと思います。
社会人としての自分のベースは、その職場でできあがったと感じます。
理想的な「継続は力なり」を体現できた職場でした。
株への投資は継続あるのみ
私は、2020年に株式投資を始めました。
開始直後はコロナで暴落しましが、その後株価はV字回復し、利益は増えました。
利益が増えたこともあり、投資は楽しいと感じ、情報を収集、勉強しました。
2021年は景気の転換期で難しい相場となっていて、2020年のように資産は増えない状況です。
含み益は増えたり減ったりを繰り返しています。
それでも、株式投資が嫌にはなりません。
まあまあな金額の損切りをしたこともありますが、それでも嫌にはなりません。
その理由は、今までの勉強で、資産形成が必要なこと、株への投資が有効なことを理解し、リスク許容範囲内で投資しているからです。
株式投資は、2020年に始めたばっかりで、まだまだヒヨッコです。
仕事のように「継続は力なり」をまだ完全に体現できてはいませんが、難しい相場でも継続できているのは、好きで勉強したからです。
これからも、
勉強 → 暴落時でも株式市場から撤退しない → 勉強と実体験による成長 → 自分に適したポートフォリオの構築・安定的な資産増
の好循環を目指しています。
好きじゃないけど続けなければならないときは、考え方ややり方を変える
何事も、最初は好きか嫌いか分からないので、興味があったらとりあえずやってみたらいいと思います。
好きになる可能性を秘めているので、やらないのはもったいない。
やってから、長期で継続するのかしないのか、決めればいいと思います。
ただし、注意が必要なのは、「せっかくここまで頑張ったんだから」という思い入れです。
好きになれなければ、サクッとやめる思い切りも必要です。
でも、好きではないけれど続けなければならない場合も多いですよね。
むしろ、そういうことの方が多いでしょう。
そういう時は、いかに楽にできるようにするか、工夫が必要になります。
就職して3・4か所目の職場はセミリタイヤのための手段
2か所目の職場は私にとって最高でしたが、3・4か所目の職場は、特別好きでも嫌いでもありません。
2か所目の職場にずっといられれば良かったのですが、組織に所属するということは、自分の思い通りにならない人事も受け入れざるを得ないのが現実です。
そして、セミリタイヤを目指すようになりました。
資産があれば、すぐにでもセミリタイヤできますが、残念ながらそこまでの資産はないため、しばらく今の仕事を続けます。
今は、セミリタイヤしてやるぞ!という気持ちが仕事のモチベーションになっています。
幸い、仕事が嫌で嫌で仕方がないというわけではないので、働き、収入を得て、節約をし、投資して、金融資産を増やします。
安定してまとまったキャッシュフローを生んでくれる仕事は、貴重な存在です。
そういう風に考えれば、そこまで好きではない仕事も続けられます。
ただし、ダラダラ続けてしまわないように気を付けなければ、とは思っています。
まだ資産が足りない、といって好きでもない仕事を長く続けてしまっては、貴重な時間がなくなってしまいます。
セミリタイヤについては、こちらに書いていますので、興味のある方はご覧ください。
投資はリスク許容範囲内で
リスク許容範囲で投資を行うことは、続けるための工夫に他なりません。
たとえば、株で大損して嫌になってしまったけれど、老後資金のために投資が必要なのであれば、投資先を変え、投資金額を変え、自分が許容できる範囲で投資すればいいんです。
そうすることで、楽に投資できるようになります。
2か所目の職場も株も、興味はあったけれど、そんなに好きになるなんて最初は分からなかったです。
やってみた結果、好きになり、勉強する意欲がわきました。
仕事や投資だけではなく、スポーツでも、趣味でも、何でも、
興味があることにはとりあえずチャレンジ
好きなものは継続
そうでもないものはサクッとやめる
これで万事OK!と感じる今日この頃です。
年齢関係なく、時間は有限だから。
可能な限り好きなことだけで埋めたいものです。
それではまた!