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株式投資は怖くない!「手に入るかもしれないもの」に注目

f:id:momoseijin:20211025103127j:plainこんにちは、桃せいじんです。

私は、2020年から米国株を中心に、株式投資を始めました。

株に関して全くの素人で、投資を始める前は、恥ずかしながら株どころか経済への関心も知識も皆無でした。

それでも、順調に資産は増えています。(円安もあって、+40%程度)

株って、やっていない人にとっては、とてもハードルが高く感じると思います。
自分もそうでした。でも、そんなことはありませんでした。

だから、やっていない人には、ぜひ最初の一歩を踏み出してほしいんです。

 

 

何で投資をするのか

お金は必要!

お金って、当たり前ですが、生きていくために必要です。

働いていて収入があっても、余裕があればあるほど、色々な場面で選択肢が広がります。

たとえば、いつもとは違ういい食材を買ってみる。
旅行の時に、ちょっといいホテルにしてみる。
セミリタイアする。(私も目指しています。)

などなど、「これじゃなきゃ無理」「こうしないと無理」っていうことが減ります。

お金があったら浪費していいわけではありませんが、選択肢が増えるのは、とても魅力的じゃありませんか?

「お金お金」って言っていると守銭奴みたいだけれど、でもやっぱりお金は必要だし、多めにあった方が精神的により豊かな人生が送れると思うんです。

給料は増えない

サラリーマンにとって、主な(そして多くの場合、唯一の)収入源は会社からのお給料ですが、なかなか上がりませんよね。

毎年少しずつ昇給しても、税金も上がるし、「手取り増えた!」と実感できるほど上がらないのが現実です。 

退職金・年金は減っている

お給料が上がらないだけではなく、老後の大切な資金である退職金と年金支給額は年々減少しています。

厚生労働省の調査によると、大卒者の定年退職金の平均額は次のとおり、減少傾向にあります。

平成15年(2003年) 2499万円
平成20年(2008年) 2323万円
平成25年(2013年) 1941万円
平成30年(2018年) 1788万円

年金も同じく減っています。

年金は、自分が現役時代に積み立てた金額を老後にもらえるわけではありません。(個人年金を積み立てている場合を除きます)。
高齢者に支払われている年金は、今の現役世代が払っている保険料を財源としています。

少子高齢化により、保険料を納める現役世代が少なく、年金を受給する高齢者が多くなると、年金受給額は少なくなるんだろうと想像できます。

実際、厚生労働省の報告を見てみると、20年前に比べ、平均年金受給額は月3万円程度減っています。

預金の金利が低い

銀行にお金を預けていても、言わずもがな、全然増えません。

メガバンク金利なんて、0.001%・・・せつない。

ネット銀行ならば、最高で金利0.2%くらいですが、それでも、大したことない。

インフレ

時々、今月から小麦粉が値上がる、というニュースがありますよね。

値段は変わっていなくても、例えば、カントリーマアムはサイズが昔よりだいぶ小さくなっているし、ポッキーは本数が減っています。

それは値上がりと同じこと。

日本のインフレ率は世界的に見て、とても低いらしいんですが、それでも、何となくモノの値段は少しずつ上がっているような気がします。

そして、

モノの値段が上がる = お金の価値が下がる

資産運用せず、金利が低い銀行にお金を預けているだけでは、お金をどんどん減らしているのと同じです。

銀行預金はリスクがないと思われがちですが、インフレ時には大きなリスクとなります。

株はギャンブル?

以前の私もそうでしたが、「株は怖い」「株はギャンブルだ」と思っている人もいるのではないのでしょうか。

ギャンブルと投資は全然違う

運任せのギャンブル

パチンコやカジノは、(色々な技や戦略があるのかもしれませんが)運によるところが大きいですよね。

競馬は、馬や騎手について調べることができ、出走前の馬の状態もチェックすることができるので、パチンコやカジノよりは運だけではない気もしますが、それでも、馬がちゃんと走ってくれるかどうか、最後は運です。

また、パチンコ、カジノ、競馬に共通することは、勝つか負けるか、です。

勝てば儲かりますが、負けたらかけた分のお金はゼロになります。

「会社」に投資するということ

一方、株を買うときの相手は、パチンコの玉や競争馬ではなく、「会社」です。

株を買う = 会社を一部所有する

ということです。

会社は、

  • 株式を公開するには厳しいハードルを突破しなければならず、
  • 公開後も、四半期ごとに決算報告をしなければなりません。

適当な経営だったらそもそも上場できませんし、上場してからは投資家の厳しい目があります。

投資家は、株を買うときに

  • 決算報告で経営状態を知ることができ、
  • 経営理念については会社のホームページで確認、
  • なんなら、電話して聞いてみることもできます。

基本的に、会社の決算が良ければ株価は上がり、悪ければ下がります。

株が上がるか下がるかは、運ではないんです。

そして、パチンコのように「勝つか負けるか」ではありません。

株価が下がることはありますが、分散投資することで、損失を最小限に抑えることができます。(ありったけの資金をイチかバチかで一つの会社の株につぎ込めば、それはギャンブルです。)

確かに、株を買う前に勉強したり、調べる必要はあります。
でもそれができなくても、多数の会社に一気に投資できる投資信託などもあります。

投資信託ならば、そんなに勉強しなくても、リスクを抑えることができます。(投資信託については後述します。)

成長する株式市場 投資は長期目線で

株価は、短期的に見ると上がったり下がったりしています。
そして、時々暴落もあります。昨年のコロナショックは記憶に新しいところです。
だから、元本割れしてしまうことは当然あります。

私も株を始めたばかりの頃に新型コロナウイルスが流行して、一時50万円以上の含み損(まだ確定していない損失)がありました・・・。

けれど、長期的に見ると、株価は右肩上がりで成長しています。

分散投資をして長期で保有していけば、資産は増えていきます。

ギャンブルとは言えません。

NHK日本年金機構

NHKのニュースを見ていると、必ず世界の株式情報が出てきます。
株式投資がギャンブルならば、そんな情報をNHKが毎日発信するはずないですよね。

また、日本年金機構は、国民から預かった保険料を株式に投資して運用しています。
株式投資がギャンブルならば、日本年金機構が国民のお金で株を買うはずないですよね。

株を買うにはまとまったお金が必要?

株がギャンブルじゃないことは分かったけど、買うお金がない、と思っている方、大丈夫です。
少額から買える商品もあります。

投資信託は100円から買える

投資信託とは、投資家から集めた資金をプロの運用担当者が株式や債券などに投資し、その収益を投資家に分配する金融商品です。

投資信託には、100円から購入できるものもあります。

信託報酬などの手数料がかかりますが、最近は手数料が安い投資信託も増えてきました。

米国株は1株から買える

日本株は基本的に100株単位でしか買えませんが、米国株は1株から買えます。

最近は簡単に米国株を買える時代になったので、少額で米国株から始めるのもありだと思います。

ただし、今は円安ドル高なので、タイミングとしてはあまり良くないかもしれません。

新しい証券会社の登場

最近はPayPay証券など、指定した金額で株を買える証券会社もあります。

たとえば、任天堂の株価は、50,020円(令和3年10月22日終値)なので、100株買うとなると500万円以上必要で、無理じゃん!ってなります。

PayPay証券では、1,000円以上の指定した金額で株を買えるので、5,020円と指定すれば、任天堂の株を0.1株買えます。(簡単に説明するために手数料などは考慮していません。)

少額から始めるには、こういった新しい証券会社はいいと思います。

証券口座を開こう

ここまで読んでいただき、もし少しでも「株を始めてみようかな」と思ってくださったなら、とりあえず、証券口座を開いてみてください。

開くのはタダですから。

私が利用しているネット証券

私は楽天証券マネックス証券を利用しているので、紹介します。

両方ともPayPay証券のように金額指定で株を買うことはできないので、日本株だったら100株、米国株だったら1株単位で購入しますが、ある程度まとまったお金がある場合は、PayPay証券よりも手数料が安くなります。

投資信託ならば、楽天証券でも、マネックス証券でも、100円から買える商品があります。

楽天証券 楽天ユーザーにおススメ

最初に口座を開いたのは、楽天証券でした。

夫が先に利用していて、勧められたので楽天証券にしたのですが、初心者でも分かりやすく、口座開設や株の購入で苦労した記憶はありません。

楽天証券は初心者にはおススメですが、特に楽天経済圏の人は、楽天証券がいいと思います。

楽天カード投資信託の積立ができて、積立額50,000円まではポイントがたまり、さらに、ポイントを投資信託の買付に使うことができます。

 

www.rakuten-sec.co.jp

マネックス証券 米国株に強い

マネックス証券は、為替手数料(米国株を買うときは、円をドルにする必要があります)が現在無料です。

また、米国株の取扱い銘柄数が多いので、米国株の購入を検討している人にはおススメです。

このほか、マネックス証券には、「銘柄スカウター」という、会社の決算情報などが分かりやすくまとまっているサービスがあります。
決算書を読むのは難しいので、便利です。
この銘柄スカウター目当てで口座を開設する人もいるようです。

ただ、楽天証券に比べ、画面が分かりにくいな、と最初は感じました。使っていくうちに慣れましたが。

 

info.monex.co.jp

ピケティの法則 r>gを実感

フランスの経済学者に、トーマ・ピケティという人がいます。

ピケティは、『21世紀の資本』という本の中で、r>gを唱えました。
rは資本収益率、gは経済成長率だそうです。

難しいことはよく分かりませんが、

資産運用から得られる富の成長>労働から得られる富の成長

つまり、

働くよりも運用した方が効率よく資産が増える

ということです。

2020年から投資を始め、私もこのことを実感しています。

とはいえ、働かないと運用に回す資金がなくなってしまいますから、労働&資産運用で効率よく資産を増やしていきたいものです。

人間の奇癖 ~失うかもしれないものに注目してしまう~

『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』(ダン・アリエリー著、熊谷淳子訳)という本の中で、人間には、

手にはいるかもしれないものではなく、
失うかもしれないものに注目してしまう

という「不合理な奇癖」があると書かれています。

確かに、思い当たることはたくさんあるような気がする・・・。

株に投資するのが最初怖いのは、失うもの(元本割れ)があり、そっちに注目してしまうからです。
それは、人間の癖だから、仕方がないことです。最初のハードルはどうしたって高い!

でも、行動経済学者いわく、その癖は「不合理」「奇妙」なんです。

だから、「手にはいるかもしれないもの」の方に少しでもいいから注目して、証券口座を開いて、最初のハードルを越えてほしいと思います。

そして、少額から投資を始めてみませんか?

このブログがその一助になれば、うれしいです。

 

それではまた。